肉体と向き合う

スワイショウ(甩手)で肩も心もスッキリと。まずは1分のお試しコース

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スワイショウという言葉を聞いたことがあるでしょうか? 私も最初聞いた時は、何語だ? と首をひねりました。

スワイショウで肩コリも心のコリもリフレッシュ

漢字では甩手(せいしゅ)と書きます。甩手、日本では見ない漢字ですが、中国語のピンインでは Shuǎi Shǒuと書きます。

以前、私は鍼灸院に通っていたことがあり(肩と首の痛み)、先生より気功を勧められたことがありました。

すっかり忘れていたのですが、残業続きで肩こりがひどくなった時に…ふと思い出し、鍼に行っている時間がない→よし、検索→あった、購入→見よう見まねで実践! まで一気に走りました(笑)。

その時購入した本が、

『気功革命 癒す力を呼び覚ます』盛鶴延著/コスモス・ライブラリー です。

本の冒頭「本書の効果的な利用法」には次のように紹介されています。

気功法は難しい方法ではありません。動作も簡単なやさしい健康法です。そして、自分に合った方法を見つけて毎日繰り返し続けていれば、必ず体と心の両方にいい変化をもたらします。

『気功革命 癒す力を呼び覚ます』

やり方は簡単。腕を振るだけ!

このスワイショウ。気功というと身構えてしまいますが、手を前後に振るだけの簡単な気功法です。しかし、単純で簡単ながら、全身をリラックスさせる驚くほど効果のある方法として紹介されています。

  1. 足は自然に楽な歩幅で立ち。
  2. できるだけ肩の力をぬいて。
  3. 力を入れずに惰性で腕を前後に振るだけ。
  4. テレビを見ながらでも、話をしながらでもOK。

動きとしては、これだけです。

↑で紹介した以外にも、流派によって様々な方法があります。例えば、下の動画では、6種類のやり方が紹介されています。

さて、本の中では時間については、厳密に「何分以上やりましょう」とは書かれていないのですが、例えば、中国では40分ほど行う…といった記述や、他の動作(気功法)につなげる場合は10分かそれ未満でもOKなどの表現もされています。

とはいえ、いきなり40分では気合を入れて一歩踏み出すのにもきついので、まずは試しにテレビで天気予報を見ながら1分間手を振ってみるのはどうでしょう?

スワイショウの効果

私の場合は、残業でパソコンの前に座っているとギシギシと肩が凝り固まったきて、ひどいと少し肩や腕を動かしただけでボキボキ関節がなりました。その音には同僚にも気味悪がられるほど…。

でも、このスワイショウをテレビのドラマでも見ながら15~20分ほど続けると…肩の関節周りが滑らかに動くようになるのでしょうか。不快な「鳴り」が収まります。

その他、「精神」面でも、腕の動きに任せてぼーっとしているのがいいのでしょう。続けていくうちに、座禅を組んでいるときのような「瞑想」に近い感覚に近づいていきます。唾液も普段より多く出ているのを感じて、リラックスしてきます。

また、動きとしては、単純に腕を振るというリズム運動でもあります。ジョギングやガムを噛むなどのリズム運動は、精神安定のホルモンであるセロトニンの分泌も活発にしてくれることがわかっています。

  • 腕の関節の運動になり
  • 心もボーッと瞑想状態へ
  • セロトニン分泌で精神安定

と「気」という馴染みのない「?」な力? 物質? を説明に使わなくても様々な効果が期待できそうです。

2~3日で感じることができる気の感触。

気功と言えば、↑にも書いたかのように、「気」って何? 「本当にあるの??」など疑問を感じるかと思います。

気? 怪しい?? 怖そう…。そんな風に感じている人もいるかもしれませんが(この本に触れてみる前の私も…)。

このスワイショウを十分(私の場合は10分以上)準備運動的に行ってから、もう一つの気功法である三円式站トウ(※)法(サンエンシキタントウホウ)を行うと、はっきりと”何か”を両腕の間に感じることができました。こちらのやり方も前述の本に紹介されています。(※ トウは[木]へんに[庄])

【メモ】
三円式站トウ法はスワイショウとは異なり、動きがありません。

肩幅に立ち、少し膝を曲げ腰を落とし、背筋を伸ばし、両腕をお腹の前で大きな円を抱えるように持ち上げます。

私は始めて2日ほどで両腕の間に、何かが違う? という感覚があり、

3日目には、何だこれは??と手の平を押し広げようとして来る感覚があり。

1週間ほど続けると、手のひらで気のボール(とでも表現するもの)を固くしたり柔らかくしたり、大きくしたり小さくしたりして遊ぶ(楽しめる)ようになりました。

速い遅いは個人差があるとは思いますが、本では、必ず感じられるようになる、と紹介されています。

ともかく、最初の一歩はスワイショウ

気功にも様々な流派があると言われていますが、入門的な位置づけにあるのがこのスワイショウ。すべての入り口はここから始まります。

しかもやっていることは、拍子抜けするほど単純。

最初は、腕をぶらぶらさせるだけ!

肩こりにも、無理に力を入れなければ特に問題が発生することもないでしょう。何度も言いますが「ぶらぶらさせるだけ」だし! 関節周りの運動にもなると思えば、利益はあったとしても、別に不都合・副作用はないでしょう。

…あ、思い出しました。副作用ありました!

夜、ぼーっとしてスワイショウと三円式站トウ法をやっていると、帰宅した妻が硬直。

妻「大丈夫? 変な宗教につかまってない!!??

私「いや、違うって、これは…(本を見せて説明するの図)」

と、こんなことがありました(苦笑)。

ありましたが、些細なことです(多分…うん、たぶん)^^

騙されたと思ってまずは1分間、軽い気持ちで一緒にやってみませんか? 悩まされていた肩こりに効果や心が感じているストレスにも効果があるかもしれませんよ。

★今日の試してみたいことメモ★

  1. 天気予報でも見ながら、数分間ぶらぶら手を振ってみる。
  2. 家族に変な目で見られたら…^^ 言い訳をする(苦笑)。

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