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GoogleがCOVID-19感染予測(日本版)を公表。政府も敏感に反応?

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Googleが発表した感染予測

Googleが新型コロナウイルス感染症の予測「COVID-19 感染予測 (日本版)」を公開しました。

AIを利用した感染予測とのこのことです。ショッキングな予測が展開されています。

2020年11月15日~12月12日までの28日間で、陽性者数が53,321人、死者数が512人、になるという予想です。

日本政府の反応

政府もこの予想には、敏感に反応しており、AI感染予測の前提条件を確認へ 厚労省がグーグルに などの記事などにも話題として上っていました。

加藤勝信官房長官も「前提条件によって結果が大きく異なるため、厚生労働省が条件を聞くことにしている」と発言しています。

もちろん予測は予測ですので、

  • 政府・地方自治体の政策
  • 国民の移動
  • 個々人の感染対策
  • PCR検査者数

などAIが予測の参考にする資料の変数が変われば、当然予測自体にも影響を与えることになります。

予測と予言は違う

あくまで予測は予測であり、「確実にこうなる」という”予言”ではありません。

ですが、どのような条件を変数として予測しているのかには、興味があります。逆に言えば、どの変数が変わると結果に影響を与えるかが分かるということです。それは感染者数・死者数を少なくする道につながるはずです(AIが総合的に判断…と言われてしまえばそれまでなのですが…)。

ただ、政府としては、Go To トラベルなど景気刺激を実施している中での予測には、何かしらの反応をするほかない、というところでしょうか…。

確かに、Googleという巨大企業の予測ですから、人々へまったくの無影響というわけではないでしょう。予測を発表することにより、人々の行動が変わる(Go To トラベルで、キャンセルが続出する…など)ことにつながるかもしれません。

どのくらいの予測精度になるのか…。それはまだ分かりませんが、私としては、予測に反して感染者数・死者数ともに大きく下振れしてくれることを望みながら、自分でできる、身の回りの感染対策を進めていきたいと思います。

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