晴れの日の休日。外に出ると気持ちがいいですよね! そんな日は「久しぶりだし、ちょっと洗車でもするか!」そんあ気分になりますよね。
私も良くやっていたのですが…。
「それはNGだよ」
と教えられました。
「え…???」
どういうことでしょうか?
使用した薬品が乾いてしまう/残ってしまう。
愛車の洗車は水だけです! というポリシーを持っている場合もあるかと思いますが、たまには、せっかく綺麗にするのだから…、と水以外の道具を使って…と気合が入ることもありますよね。
日差しの強い良く晴れた日では、カー・シャンプーやカー・ワックスを使用するとき、注意が必要です。水で洗い流す前やふき取る前に、乾いてしまうかもしれません。いくらボディに優しく作られているとはいえ、シャンプーやワックスも、様々な化学物質や溶剤が使われた薬品であることには違いありません。
そのまま気づかずに残ったままにしておくと…残ったシャンプーやワックスが、ボディにシミのような痕を残してしまう可能性が出てきます。
ワックスの中には、乾く前にふき取ることを求められるものもありますが、乾きが早く間に合わなくなってしまうかもしれません…。
ボディについた水滴がレンズの役割をしてしまい、傷つける
また、晴れの日に洗車をしてしまうと、洗い流した際にボディに水滴がつきます。
そして、ワックスがしっかりと水を弾いて…。とても気持ちのいい瞬間ですが、実は、この水滴が悪さをしてしまうのです。
このボディについた水滴がレンズの働きをしてしまい、太陽の光を集め、ボディの塗装を痛めてしまうのです。
「いやいや…理屈としては分かるけどさ…。ボディーの水滴って言ったって1滴1滴ぽつぽつと残るだけだよ…。立った一滴でなんて大げさな…」
私もそう思ったのですが、1滴の水滴と言っても侮れないのです。
5円玉で火が起きる!
たった1滴の水滴。それでも条件がそろえば、火を起こせてしまうぐらい威力があるのです。
それは、財布の中に入っている「5円玉」を使います。その穴に水滴を垂らすと…。
あっという間に凸レンズの出来上がりです。
凸レンズができたということは…。火が起こせてしまう、ということです!
洗車の前に、ちょっと天候と相談してみましょう。
晴れの日の洗車、汗を流して綺麗になった愛車を見るのも気分が良く楽しいものですが、ちょっと注意が必要です。
自分は気持ちいいけど、愛車は泣いているかもしれません…(苦笑)。
楽しいカーライフを送るためにも、洗車をするときは、少し天候と相談してみるのもいいかもしれません。