肉体と向き合う

おい電気! 睡眠不足はお前のせいか!? 今夜から目指す理想の眠り。

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十分な睡眠が取れていない、と思うことは多くないですか? 「絶対的に時間が足りない…」でも、同時に「たくさん寝たはずなのになんか今日は冴えない…」という日もありますよね。

睡眠時間が足りないのでは?? 理想的な睡眠時間って?? 今日は、そんな疑問を調べてみましょう。

電気が悪いのか…もし電気がない状態で眠ると…

仕事帰り。家でゆっくりできる時間というのは、一日の疲れを癒すまさに至福のひと時…。ですが、それが睡眠不足につながっていると言われたら、うなずく人も多いですよね。

なぜなら、大昔になくて、今あるもの…それは電気!

地球は夜は暗くなる! それが普通のはず。

でも、蛍光灯だ、LEDだ…。窓の外にはコンビニの光に信号…。現代の夜は、暗くない(2011年の震災の夜。停電して明かりが消えた街は、本当に暗かったですが…)。

でも、「そうか、俺の夜の時間、睡眠を奪ったのは、この”人工の明かりか!”」という論調に待ったをかける結果が発表されました。

電気を使わず、ゆえにフェイスブックやスマホゲーム、200ものTVチャンネルとは無縁の夜を過ごす3つの狩猟採集社会を科学者が調査したところ、毎日の睡眠時間は平均6.4時間にすぎなかった

これは多忙な生活を送る先進国の人々と変わらず、全米睡眠財団(National Sleep Foundation)が一般的な成人に推奨する7~9時間よりも短い。

引用:電気のない人々でも睡眠は7時間未満と判明(National Geographic) 

電気を使わず、ある意味、夜暗くて活動できないであろう生活をしている人たちでも、睡眠時間が平均6.4時間と少ない(私より1時間以上少ないですね…)状況だったというのです。

じゃあ、昼寝をしているのか…、というとそういう訳でもなく、日中も寝不足は見られず、うとうとしている様子も無かったとのこと…。そして、研究者が「不眠」の意味を説明しても、よく理解できなかった、というのですから、何とも羨ましいです。

上の動画からは、今回の研究の対象となったサン族の暮らしをうかがい知ることができます。(3分弱の短い動画です)

サン族が迫害を受け、政治に翻弄された歴史と一緒に紹介されています。動画の約50秒~のところに、一瞬サン族の子どもが家の外に置いたベッドで寝ている画面が出てきます。電気がないと言えば真っ暗な闇を想像しますが、日が昇れば強烈な日光が照りつけてきます(当然ですね)。欠伸をするライオンが可愛いです^^

また、動画には説明はないですが、夜も真っ暗という訳ではなく、日没後は小さな火を起こして過ごしているようです。

また、アルゼンチンの北部で狩猟採集生活を営むトバ・クオム族の人々は、電気がある生活をしている人たちと、無い生活をしている人たちに分かれています。そこでは…

トバ・クオム族の人々の多くは1晩中ずっと眠っていた。しかし、電気を使わない集団では月夜には夜中に目が覚めてしばらく起きているなど、睡眠の質が低下することも判明。月の光で夜が普段より明るくなった影響と考えられた。

米バージニア工科大学のロジャー・イーカーチ氏は、産業革命以前の人々は睡眠を2回に分けており、深夜に目覚めて数時間活動し、また眠るというサイクルだったことを歴史的研究で示している。

引用:「電気があると睡眠時間が減る」は本当か(National Geographic) 

というように、外の自然の明かり(月の明かり)によって睡眠が中断されている様子が見られました。

そして、産業革命以前はそもそも夜の睡眠を2回に分けていた生活様式だったと指摘されています。

産業革命が18世紀半ば~、エジソンによる白熱電球の発明が19世紀後半(1879年)ですから、エジソンの白熱電球によって睡眠時間が短くなった、とは簡単に因果関係を言えませんね。

8時間睡眠という「睡眠の常識」

歴史的にも、生活によっても、様々な睡眠時間やスタイルがあることを見てきましたが、では、具体的には、何時間寝ればいいのでしょうか…。

寝たりない! もっと寝たい! と思って睡眠の情報を探すと、8時間睡眠という言葉が目につきます。学校だ、友達だ…と色々なところで耳にしたことはないでしょうか? しかし…

「人が必要とする睡眠は人それぞれなのに、日本では、どこからきたのか、8時間睡眠が良い睡眠のように言われています。

でも、8時間というのは、働き盛りの30代から50代の人たちの必要な睡眠時間からすると長すぎなんです。60代70代だと、もう6時間くらいしか必要なくなる。

長く寝過ぎるとかえって調子悪くなることもあって、睡眠酩酊と呼ばれます。

私の知り合いにも3時間睡眠の人がいますが、人間の睡眠って、例えば何時間眠るにしても、最初の3時間くらいにかなり深い睡眠をだいたいとってしまうんですよ」

理想は8時間睡眠もウソだった!(国立精神・神経医療研究センター/三島和夫氏)

という風に、8時間睡眠には根拠がないという声も根強くあります。3時間で睡眠が十分というは…、何とも羨ましいです…(羨ましがってばかりです(苦笑))。

深い睡眠を最初の3時間に取ってしまうもの、ということですが、例えば、↓のような図がよく紹介されます。

図の上が若年者、図の下が高齢者です。若年者だと、特に、寝始めてからの3時間までに深い睡眠をとっていることが分かります。高齢者の例だと、夜間に何回も目が覚めていることが伺えます。

単純に長く眠ればいいという問題でもない…

でも、健康のためには、やっぱりそれなりに長く寝たほうがいいのでは? という疑問も出てくるかと思います。

思いますが、またしても、恐ろしいデータが出てきました…。

110万人超の男女を対象に約6年間追跡調査をした結果。睡眠時間と死亡リスクの関係を表に表すと…男女ともに、7時間の睡眠時が一番死亡リスクが少なく、それより長くても、短くても死亡率が上がってしまうというのです。

しかも怖いのは、睡眠が少ない、よりも多いほうが、死亡リスクの増加が急になっています。

もちろん、これはあくまで110万人超の調査の平均を表にしたものですから、7時間でなくてはならない、という訳ではなりません。自分にとって7時間睡眠が、死亡リスク・健康リスクが一番少ないかどうかは分かりません。

日中、問題がないのであれば、特に気にする必要なし

分かりませんが、必要な睡眠時間は人それぞれなのだから、自分にとって体調に問題なく日中活動できるのであれば、問題ない訳です。

もし日中問題が発生していないならば、それほど気にする必要もない! ぐらいの意識でいるほうが精神衛生上いいですね。

「今日は7時間しか眠れなかった。どうしよう、1時間足りない…」

なんて精神状態で過ごすのは毎日苦しいですよね…。

まとめると

  1. 8時間眠れていないと気にする必要なし
  2. 年齢によっても睡眠時間は変化する
  3. ただし、もし日中、問題が発生するようなら話は別(睡眠時無呼吸症候群(全日本民医連)など)

となります。

睡眠アプリで理想の眠りを目指す

とは言っても、人生の3分の1の時間を過ごす睡眠、悩みもつきません。寝つきが悪い…寝起きが辛い…。睡眠の不調に病気がかかわっているのであれば、治療を受ける必要も出てきますが、もしかするとちょっとした無料アプリで解決できるかもしれません(特に寝起き!)。

Sleep Meister - 睡眠サイクルアラームLite

このアプリは睡眠時、枕元に置いておくだけ。特別な計器や時計を体に装着する必要もありません。

スマホの電源を入れておくだけで、↓のように、睡眠の深さや睡眠時間などを記録してくれます。

その中でも私のお気に入りだった機能(過去形です)が「 眠りの浅いタイミングで鳴動するアラーム」です。

睡眠の浅くなった所を狙って起こしてくれるので、深い眠りの時に無理やり現実に引き戻され、不機嫌に…ということがかなり少なくなりました(笑)。

ただ、↑で(過去形)と書いたのは、実は今は子どもたちと一緒に寝ているので、枕元に置いておくこのタイプのアプリだとまったく役に立たなくなってしまったからなのです。

ぜひ、「今は一人で寝ている」という方は、一度お試しください。明日はすがすがしい目覚め、とともに一日を始められるかもしれません!

人生の3分の1をお世話になる睡眠。まずは、そんな「睡眠さん」に感謝しつつ、意識を向けてみるのもいいかもしれませんよ。

★今日の試してみたいことメモ★

  1. まずは、「8時間眠らないと…」というような思い込みがあるか振り返ってみる。
  2. Sleep Meister - 睡眠サイクルアラームLiteをダウンロードする
  3. 実際に今夜使ってみる。
  4. すがすがしい朝を迎える!(迎えられたかどうか、チェックしてみる)

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