一緒にプレゼントを渡してみませんか?
突然ですが、大切な人にプレゼントはしていますか?
「恥ずかしい…」
「今更…」
「そもそもそんな人いないよ…」
いろんな声が聞こえてきますが、恥ずかしがらないで!
という私もプレゼントを渡すのは気恥ずかしいものです。
が、しかし! 周りを見渡すと、プレゼントを渡すのが、自然にできる人っていませんか?
自然にできてしまうそのコミュニケーション能力が羨ましいです(笑)。
プレゼントをもらうのは嬉しいですか?
そもそも、なのですが、プレゼントをもらうのは嬉しいですか?
実は結構苦手、という人もいるのではないでしょうか?
そもそもプレゼントをもらうのが苦手だから、プレゼントを贈るのも苦手、なのかもしれませんね。
例えば、プレゼントをもらうと、
- 感想を言わなくてはいけない……
- もしあまり気に入らなかったら、どう反応すれば……
- 折角もらったのなら、お返ししないといけないよね……
- お返しを渡すのも気恥ずかしいし、タイミングが……
いつもプレゼントを渡したり、渡されたりが「普通」になっている人にとっては、なんでもないことでも、慣れていない人にとっては、もらうこと自体が気が重い…贈るなんてもってのほか! ということもありますよね。
でも、「苦手だから」と決めつけてしまってはもったいありません。
せっかくならプレゼントを渡す&貰う「練習」をしてみませんか?
今はプレゼントを贈るのも、貰うのも苦手だとしても、諦める必要はありません。実際に、プレゼントを贈ったりもらったりすることを楽しめる人はいるのですから。自分が無理、と決めつけるのは早計です。
「私はそういう人じゃないから…」という前に、一度、すべては技術がないだけ、と考えてみるのはどうでしょう。
プレゼントをもらい、そしてプレゼントを贈るのを「楽しむ」技術がないだけ、だと考えてみるのです。
私たちには、大切な人がいますよね?
肉親、親戚、親友……
「考えてみたのですが…そんな人、見当たりません…」
…もし、そうだとしたら、
「自分」が大切な人、でも、もちろんいいですよね。それは間違いないはずです。
そんな私たちの大切な人に(もしくは自分に)、プレゼントを贈って、贈り物を楽しむ「練習」をしてみてはどうでしょう?
案外と「楽しい」かもしれませんよ。
何も高価なものでなくていいのです
でもだからと言って、いきなりドンと何万円もする○○、とか高級ブランドの△△とか、何時間も並ばないと買えない××を贈る必要はないのです。
プレゼントに慣れていないなら、なおさらです。
- プレゼントを贈ることで、自分を喜ばせる
- プレゼントを贈ることで、相手に喜んでもらう
プレゼントを贈る目的が、誰のためなのか…。
もし自分のために相手にプレゼントを贈るのであれば、なんでも構いません(笑)。お好きにどうぞ、です。
でも、その目的が、相手のためなのであれば、いろいろ試してみるのがいいのではないでしょうか?
その場合、大切なことは、プレゼントを贈る相手が喜んでくれるかどうか、ですよね? (もちろんプレゼントを贈っている自分に“酔う”なんていう目的があっても全然かまいませんが(笑)!)
そもそもプレゼントが苦手なのです。(だからこれを書いているし、読んでくださっているわけです)。
一発で相手が喜ぶプレゼントができる可能性は低い、ですよね。
趣味嗜好も人によって様々です。
だったら何が当たるか、いろいろ試してみるしかない、ですよね。
お金はあまり関係ありません
いざ贈るとなると、”こんなもの、そもそも喜んでくれるのか?“ と二の足を踏んでしまうかもしれません。
でも、「こんなもの」で十分なのです。
子どもが幼稚園で書いてきてくれた「パパの似顔絵」。社会的には金銭的な価値はゼロですよね。もっというならマイナスです。白い紙なら書き込めますが、どこの誰かもしらない顔らしきものが書き込まれた紙ではメモ用紙にすら使えません(苦笑)。
でも「子ども」が「わたし」に贈ったプレゼント「だから」意味があるのです。
「でも、いきなりだし…。今まで贈ったこともないし…」
だからいいのです! 今まで「プレゼント」をめったに贈らない「あなた」が勇気を出して贈ったプレゼントだから意味があるのです!
もう一度言います。
今まで「プレゼント」をめったに贈らない「あなた」が勇気を出して贈ったプレゼントだから意味があるのです!
あとは勇気を出すだけです!
プレゼントの候補
決心がついたところで…では、一体何を贈りましょうか?
家に帰った時のことを想像してみてください。
家族に、妻に何を渡しますか?
…
……
………
どうでしょう? 想像しましたか?
もちろん色々な選択肢があるかと思いますが……
例えば、花を贈るのはどうでしょう?
大きな何千円もする花束を贈る必要もありません(お小遣いからでは出費も痛いし(笑))。
ではなくて、帰り道にあるスーパーの生花コーナーにちょっとした”花”は売っていませんか?
私の近所のスーパーでは、198円(税別)でユリの花が売っていました。
失敗してもいいのです。コミュニケーションが生まれるのなら。
この”花”のプレゼントは、失敗してもいいのです。むしろ失敗する可能性が高いかもしれません。なぜなら、相手の趣味嗜好が分かっているのなら、プレゼントの内容に悩んだりしていないからです(笑)。
それに、ちょっとした198円のユリの花なら「言い訳」が作れます。
もし、帰宅して、勇気が出なくて直接渡せなかったとして…無言で食卓に飾ることができます。
妻「どうしたの? これ、珍しい」
私「いやー、ちょっと飾ってみようかと思って」
これでいいのです。
今までになかった全く新しい会話が「花」を触媒に始まりました。
妻「私、花嫌いなんだよね」
まあ、いきなりは無いとは思いますが(笑)、↑なことを言われるかもしれませんよね。
でも、それはいいのです。これも新しい会話が生まれました。
私「へえ、じゃあどんなのが好き?」
と聞くこともできます。
妻「花よりも○○のほうが…」
となるかもしれませんし、
妻「花をもらうよりは、残業しないで帰ってきてくれるほうが嬉しい」
とか
妻「プレゼントよりも、一緒にヨガやってみない?」
のように、まったく違う方向に話が展開するかもしれませんよね。
ちょっとしたプレゼントをきっかけに、相手がよりほしいものの手掛かりが見つかるかもしれません。
今日の帰り道、一緒に、小さな、でも着実に「一歩」を踏み出してみませんか?
(私も花を買って帰ります(笑))
★今日の試してみたいことメモ★
- 帰宅途中に、ちょっとスーパーに寄ってみる。
- 生花コーナーで安い(笑)花を探す。
- 一束、勇気を出して買ってみる。
- 帰宅して、恥ずかしさをこらえて渡す。
- (頑張っても渡せない場合は、食卓に無言でかざる(笑))